DAHONViscD20(ダホンヴィスクD20)2016解説

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折りたたみ自転車の老舗「ダホン」の、スポーツモデル。ペダル側のギアが2枚。特に、上り坂やカーブなどが多い道をキビキビと快走することが得意。

  • スピードは、スポーツ自転車のような速いスピードで走れるでしょう。
  • 軽快に走れる「軽量」、力を伝える「強度が強い折りたたみ部分」、舗装路で特に軽快に走れるタイヤ「Kenda Ksmart」、タイヤが硬くなり走りが軽くなる「ダブルウォールリム」により、軽快な走りになるでしょう。
  • ハンドルの握り位置を変えられる「バーエンド」付き。
  • 工具不要、3ステップで簡単に折りたためます。
価格: 119,556円(税込)
送料 2,980円+税~
重さ 11.0kg タイヤ 20インチ×1.35 Kenda Ksmart
変速 20段変速ギア 折りたたみサイズ 67x82x35cm
ファイアーレッド、クラウドホワイト 装備 スタンド(駐輪時に自転車を支える)、バーエンド(ハンドルの握り位置を変えられる)
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レッド
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ホワイト
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折りたたみ状態

スピード(速度、速さ)

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20段変速です。

チェーンリング(ペダル側のギア、チェーンホイール)が2枚あります(フロントダブル)。より、軽いギアが選べるので急な上り坂でも走りやすくなります。

一番軽いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約228cmです。スポーツ自転車のようなとても軽いギアです。ほとんどの上り坂を走れるでしょう。

一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約703cmです。

ロードバイクなどの本格的なスポーツ自転車の一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、900cm前後が一般的です。

変速機つきのママチャリの一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、650cm程度が一般的です。

一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、本格的なスポーツ自転車よりは2mほど短く、変速機付きのママチャリよりは50cmほど長い距離が出ます。この距離だけ、ペダルをこいだら進むということです。加速をできて、スピードを出せるということです。

しかし、車体の重さはママチャリの50%(半分)ほどしかありません。軽量です。自転車は軽いほど、走り出し、加速、減速、カーブ、上り坂などが、少ない力で済むため、ペダルも軽くなり、走ること全般が楽になります。

≫ 自転車の軽さが走りに与える影響をくわしく

フレームの強度が強いです。フレームの強度が強いと、「ペダルをこぐ力」をしっかりと受け止めて効率的に伝えるので、軽快に走れます。

タイヤは、特に、舗装路で軽快に走れる「Kenda Ksmart」を使用しています。

リムには、タイヤの回転がスムーズになり走りが軽くなるダブルウォールリムを使用しています。

カセットスプロケット(後輪側のギア)には、「Shimano TIAGRA(シマノ ティアグラ)CS-HG500-10 11-25T」が使われています。ロードバイクに使われるパーツです。「ペダルをこぐ力」を無駄なくタイヤに伝えて、効率的に走りに変えるので、走りが軽くなります。

これらのことから、かなり軽快な走りになり、スポーツ自転車のようなスピードで走れるでしょう。

スポーツ自転車 ロードバイク用パーツ「Shimano TIAGRA(シマノ ティアグラ)」をフロントディレイラー(ペダル側のギアの変速機)、リアディレイラー(後輪側の変速機)、シフター(変速装置)にも使用しています。スムーズに、正確に、ギアチェンジできます。

レバーでギアチェンジ

変速機を操作するシフター(変速装置)には、「Shimano TIAGRA(シマノ ティアグラ)SL-4600」が使われています。

レバーを使って、ギアチェンジをします。ラピッドファイヤーです。

折りたたみ方法

DFS (Dahon Folding System) Technology
(ダホンフォールディングシステムテクノロジー)

DFS (Dahon Folding System) Technology(ダホンフォールディングシステムテクノロジー)


↑折りたたみ方の映像です。

工具不要、3ステップで折りたたみます。

サドル(イス)を下げます。

ハンドルポスト(ハンドルの下の棒状の部分)を折りたたみます。

フレームを半分に折りたたみます。


折りたたみペダル

折りたためるペダルです。

自転車を折りたたむ際にペダルも折りたためるので、よりコンパクトになります。

走りを軽くするダブルウォールリム

「リム(車輪の外側のタイヤと接している部分)」には、「ダブルウォールリム」を使用しています。

これにより、リムの強度が強くなり、タイヤも変形しにくくなって硬くなるので、タイヤの転がり抵抗が小さくなり、走りが軽くなります。

強くて折りたたみやすいフレーム

Lattice Forged Hinge(ラティス フォージド ヒンジ)

フレームの折りたたみ部分(ヒンジ)には、「Lattice Forged Hinge(ラティス フォージド ヒンジ)」という技術が使われています。

フレームは「ペダルをこぐ力」を受け止めたり、路面からのショックを受けたり、常に力が加わります。これは、フレームの折りたたみ部分も同じです。

ですので、フレームの折りたたみ部分には、このような力に耐えられるだけの強度が必要です。

また、できるだけ軽量に仕上げることも必要です。

フレームの一部である以上、美しさも大切です。

手軽に折りたためることも重要です。

「ラティス フォージド ヒンジ」は、これらをすべて満たすべく、強度が強くなる「冷間鍛造技術」と、高い精度にするためにコンピューターを駆使して加工する「CNC切削技術」を利用して作られています。

フレームの折りたたみ部分の強度が強いことで、安全性の高さはもちろんのこと、「ペダルをこぐ力」をフレームがしっかりと受け止めてタイヤまで伝え、効率的に走りに変えるので、軽い走りになります。

≫ フレームの強度が走りに与える影響をくわしく


フレームの折りたたみ部分の強度が強い

ViseGrip(バイス グリップ)

フレームの折りたたみ部分(ヒンジ)には「ViseGrip Technology(バイス グリップ テクノロジー)」という技術が使われています。

フレームを広げてロックすると、強力に固定されます。これにより、フレームの強度も強くなり、安全性の向上はもちろんのこと、「ペダルをこぐ力」を逃がさずにしっかりと伝えて、効率的に走りに変えるので、走りが軽くなります。

≫ フレームの強度が走りに与える影響をくわしく

人間工学に基づいたデザインをしている折りたたみ部分のレバーと、レバーの内側に収まる調整式テンションロッド(小さな棒)により、簡単に、スムーズに、折りたたむことと広げることができます。


タイヤは舗装路で効果を発揮するスリックタイヤ

タイヤは、タイヤ総合メーカー「KENDA(ケンダ)」の「Ksmart」を使用しています。

タイヤの溝がないスリックタイヤです。アスファルトなどの舗装路を軽快に走れます。ただし、溝がないので、砂利道(じゃりみち)や土の道などの未舗装路では、グリップ力(タイヤが地面をつかむ力)が弱くなるので、スピードは出しにくいでしょう。

タイヤの素材には、デュアルトレッドコンパウンドを使用しています。これは、「L3R Pro」と「Stick-Eラバー」の2種類の素材を組み合わせています。これにより、タイヤの転がりが軽くなりスピードも速くなります。それと同時にグリップ力(タイヤが地面をつかむ力)が増すので、走り出しやカーブ、加速やブレーキをかける時の反応が良くなります。

舗装路で、特に、軽快に走れるタイヤです。

握る位置を変えられるハンドル

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ハンドルの外側も握れるので、乗車姿勢に応じて、最適なグリップ位置(握る場所)を選べます。

ERGON製マルチポジション型バーエンド付き。


身長の適正範囲が広い

DAHON Offset Bottom Bracket(ダホン オフセット ボトム ブラケット)

このモデルは、シートチューブ(イスの下の棒を入れるパイプ)を少し後ろに配置しているので、シートポスト(イスの下の棒)を奥まで入れてもチェーンホイール(ペダル側のギア)の回転軸に当たりません。ですので、長いシートポスト(イスの下の棒)をシートチューブの中にすっぽりと収めることができます。長いシートポスト(イスの下の棒)を使うことで、サドル(イス)を高くすることができるので、身長が高い人にも適応することができます。また、長いシートポストでもすっぽりと収まるので、折りたたみサイズがコンパクトになります。

また、シートチューブを後ろに配置することで、ハンドルからサドル(イス)までの距離も長めになり、ゆとりのあるフレームサイズになります。

コンパクトに折りたためますが、ハンドルからサドルまでの距離に余裕があり、さらに長いシートポスト(サドルの下の棒)が使えることで、サドルを高くすることもできます。

身長が高い人から低い人まで幅広い身長の人が、最適な乗車姿勢を取れるようになっています。


まとめ

フロントダブル(ペダル側のギアが2枚)なので、軽いギアから重いギアまでとても幅広いギアが選べます。

急な上り坂を走ることから、スピード走行まで、適したギアを幅広く選べます。


いろいろなオプションパーツ(別売り品)を利用することで、自分好みの自転車に近づけることもできます。

↓自転車・オプションパーツの購入はこちら(下に移動します)


≫ブランドのページへ

※自転車に使われている部品類は、改良や新素材の使用などにより、一部仕様変更になる場合があります。

DAHON Visc D20

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注意 乗れる状態にするのは販売店

自転車は工場で製造した時点では、まだ完成していません。最終的に販売店が組み立てと調整を行って完成します。

つまり、同じ自転車でも取り扱いが販売店によって違うので、クチコミや感想も違うものになります。

特に「自転車がガタつく」、「変速機がうまく切り替わらない」、「ブレーキのききが悪い」などの状態は、自転車の組み立てや調整をきちんと行っていない可能性があります。この場合、自転車ではなく、組み立てや調整を行う販売店に問題があることも考えられます。なかには、工場から届けられた状態のまま、自転車の組み立ても調整もまったく行わずに、そのまま販売している店もあるようです。

自転車のクチコミは、販売店によって違いがあることも考慮して、参考にしてください。

自転車専門店「サイクルベースあさひ」のネット通販

  • 箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み
  • 初期点検が、無料で店舗で受けられる
  • ネットのほうが、安くて種類が豊富
  • 店舗で受け取りもできる(送料無料

箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み)

自転車は、工場で製造した段階では、まだ完成していません。

その後、自転車屋さんが組み立てて、タイヤやブレーキなどの調整を行い完成車(乗れる状態)になります。

初期点検を、無料で店舗で受けられる

自転車はすぐに乗れる状態で届けられますが、目の前で調整や点検をしてもらいたい方は、自転車が届いたら近くのサイクルベースあさひの店舗にその自転車を持って行き、無料で初期点検をしてもらうといいでしょう。

サイクルベースあさひは、全国に400店舗以上を展開する大型の自転車専門店です。ご自宅の近くにも店舗があるかもしれません。

ネットのほうが、安くて種類が豊富

注文後に仕入れ先から取り寄せるので、店で在庫を抱える必要がなく、ネット通販のほうが安い価格で販売ができ、取り扱う商品の種類も多くなります。

店舗で受け取りもできる

ネットで注文した自転車を、近くのサイクルベースあさひのお店(店舗)で受け取ることもできます(一部の商品を除く)。

ネットで注文するため店舗価格よりも安いネット価格で購入でき、店舗で受け取るので送料無料です。

サイクルメイトへの加入は、店舗で自転車を受け取る際に加入と支払いをします。

お店(店舗)で受け取れる商品かどうかは、サイクルベースあさひのそれぞれの「商品ページ」に書かれています。

なお、お店で受け取る場合は、支払い方法はクレジットカード払いのみです。

≫ 「ネットで注文、お店で受け取り」について|サイクルベースあさひ

≫ 全国のサイクルベースあさひのお店(店舗)はこちら

パーツの取り付け

自転車とパーツ(部品)を同時に購入すると、取り付け工賃無料で自転車にパーツを取り付けてもらえます(一部を除く)。

≫ パーツの取り付けについて|サイクルベースあさひ

防犯登録

自転車の注文と同時に防犯登録を購入することで、防犯登録ができます。

自転車を店舗で受け取る場合は、受け取るときにサイクルメイトに加入することで防犯登録を行います。

防犯登録は法律で義務付けられており、防犯登録によってその自転車の持ち主であることが証明されるので、盗難被害にあった場合に自転車が戻りやすくなります。

メンテナンス

自転車は乗り続けていると、点検や整備が必要になってきます。

そこで、おすすめなのが「TSマーク」です。

TSマークとは、自転車の整備士である自転車安全整備士が自転車を点検して、安全性が認められた自転車にのみ貼ることができるマーク(シール)のことです。TSマークは、安全な自転車の証明であり、傷害保険賠償責任保険が付いています。

傷害保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で自分が怪我をして入院するか、重度後遺障害(重い障害)を受けるか、または死亡した場合に一定の金銭(給付金)が支払われる保険です。

賠償責任保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で人にケガをさせて重度後遺障害(重い障害)を負わせたり、死亡させた場合に、一定のお金が支払われる保険です。

TSマークは「自転車安全整備店」で付けることができます。自転車安全整備店は多くの自転車屋や一部のホームセンターが認定されているので、全国にたくさんあります。なお、サイクルベースあさひも「自転車安全整備店」です。

≫ 全国の「自転車安全整備店」 一覧

TSマークに必要な費用(保険料)は1,000円~1,500円ほどです。自転車の点検代がTSマークにかかる費用なので、店によって点検代が多少違います。

また、自転車に故障や激しい劣化があるとTSマークをつけることができないので、それらの部品を交換する必要があります。その場合は、部品代などが必要になります。

TSマークの有効期限は1年です。年に1回、TSマークを更新することで、自転車の定期点検ができますし、保険をかけることができるので安心です。

なお、TSマークをつけるには、防犯登録が必要です。

≫ TSマークについて|公益財団法人 日本交通管理技術協会

「サイクルベースあさひ」情報

  • 支払い方法、送料、配達、返品などについては、「サイクルベースあさひ」の商品ページの下のほうにもまとめて書かれています。
    それぞれのくわしい内容は、各ページをどうぞ。
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