折りたたみ自転車の折りたたみ方

折りたたみ自転車を折りたたむ方法には、いくつか種類があります。

大きく分けると、折りたたんだ状態が正方形のようになるものと長方形(横長)のようになるもの、または、六角レンチなどの道具(工具)を使うものと使わないものがあります。

正方形(四角)のようになるタイプ

ハンドルとフレームを折りたたむタイプ。ハンドルを折りたたむ。フレームを折りたたむ。サドルを下げる。

折りたたみ状態が正方形のようになるタイプが、最も一般的な折りたたみ方で、比較的コンパクトに折りたためます。

メーカー(ブランド)や車種によっては、フレームの折りたたむ方向や、ハンドルを折りたたまずに下げるなど、多少違いがありますが、現在の折りたたみ自転車はこのように折りたたむのが一般的です。

正方形のようになるタイプの例(動画、映像)

DAHON(ダホン)

現在の折りたたみ自転車の多くは、動画のダホンの折りたたみ方をするものがほとんどです。これは、ダホンが開発した折りたたみ方を、多くの折りたたみ自転車が採用しているからです。

サドル(イス)を下にさげ、ハンドルポスト(ハンドルを支えている棒状のパーツ)を折りたたみ、フレームを中央部分から半分に折りたたむという3ステップで折りたたむ方法は、最も一般的な折りたたみ方です。細かいところは車種やメーカーによって多少違います。

ブロンプトンの折りたたみ方は、ダホンに比べると手間がわずかに多いですが、その代わりギュッと密度が高く折りたためるので、かなりコンパクトになります。タイヤサイズも16インチと小さめなこともあり、ブロンプトンはかなりコンパクトに折りたためます。

長方形(横長)のようになるタイプ

折りたたみ(横長).jpg

長方形に折りたたむタイプはごくごく少数です。

折りたたんだ状態が長方形になるタイプは、一般的に、折りたたむ際の手間が少ないので、楽な折りたたみ方です。

しかしその分、折りたたんだときはさほどコンパクトになりません。

長方形のようになるタイプの例(動画、映像)

STRIDA(ストライダ)
[映像内容]
走行→部分ごとの説明(0:42~)→折りたたむ(1:48~)→写真スライドショー(2:38~)

工具不要と工具使用

折りたたみ自転車には、折りたたむことと組み立てること(展開)に、工具(道具)を使用するもの使用しないものの2種類あります。

しかし、工具を使用するものはほんの一部で、ほとんどの折りたたみ自転車は工具を使用しないで折りたたみと組み立てをします。

このページの上にある「DAHON(ダホン)」の折りたたみ方の動画のような折りたたみ方をするものが多いです。

工具を使用するモデル

ごく一部ある、折りたたみに工具を使用するモデルは、主にアーレンキー(六角棒スパナ、六角レンチ)という工具を使って折りたたみと組み立てをします。

現在、工具を使用するモデルは「DAHON(ダホン)」というブランドのスポーツタイプの折りたたみ自転車に見られます。折りたたみに工具を使うことで折りたたみ部分の構造がシンプルになり、見た目がスマートで、多少軽量になるメリットがあります。

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