STRiDAC1(ストライダC1)解説

strida c1 2016 サムネイル画像
  • 三角フレームが特徴「ストライダ」の、2016年 最軽量・最高級モデル。軽いカーボンパーツを多く使用。
  • 8.6kg。18インチ。変速ギアなし。
  • スピードは、ママチャリと同等以下でしょう。タイヤが小さくても大きなギアを使用し、「ペダル1回転で進む距離」が長いので、普通の自転車のように進みます。
  • 少ない力で走れる「超軽量」で、走りが軽い「ベルトドライブ」、高性能「コジャックタイヤ」を使用しているので、軽快な走りになるでしょう。
  • ハンドル位置が高いので、乗車姿勢は体が起きた状態(アップライト)になります。楽な姿勢で、景色を楽しみながらのサイクリングに最適です。
  • 工具不要で、簡単に折りたためます。折りたたみ状態で転がして移動できます。
  • 身長は、サドルの高さを変えられるので、身長が高い人から低い人まで適応します。
  • ぬれた道路でもブレーキのききがいい「ディスクブレーキ」使用。
  • 金属製のチェーンではなく、メンテナンスフリーで走りが軽い「ベルトドライブ」採用。
重量 8.6kg タイヤサイズ 18インチ×1.25
変速 変速ギアなし
(シングルギア)
折りたたみサイズ 約505×1175×380mm
マットブラック
その他 ギアカバー、適応身長の目安:145cm~193cm

ギャラリー

strida c1 2016 マットブラック
マットブラック
strida c1 2016 折りたたみ状態
折りたたみ状態
strida c1 2016 ハンドルステム
ハンドルステム
strida c1 2016 ロゴマーク
ロゴマーク
strida c1 2016 サドル
サドル

スピード(速度、速さ)

タイヤは小さいですが、ペダル側のギア(チェーンリング)が大きいので、ペダル1回転で進む距離が長くなります。ペダルをたくさんこがなくても進むということです。ママチャリと同等以下の速さで走れるでしょう。

また、チェーンではなくベルトを使用しています。ベルトドライブです。ベルトドライブは、走りが軽く、硬すぎずちょうどいい踏み心地になります。

車体重量はママチャリの半分以下(40%ほど)です。超軽量です。自転車は軽いほど、走り出し、加速、減速、カーブ、上り坂などが、少ない力で済むため、ペダルが軽くなり、走ること全般が楽になります。

≫ 自転車の軽さが走りに与える影響をくわしく

これらのことから、軽快で軽い走りに感じるでしょう。ママチャリと同等以下のスピードで走れるでしょう。


ストライダは軽快に走れますが、ハンドルの位置が高いので乗車姿勢はアップライト(体が起きた姿勢)になります。また、ペダルの位置が、一般的な自転車よりも前のほうに付いています。

このため、前傾姿勢(前かがみ)になって、ペダルを強くたくさんこいで、スピードを出す走り方には向かない自転車です。楽な姿勢で、自転車を楽しむといった乗り方に適したモデルです。


折りたたみ方法

strida c1 2016 マットブラック   strida c1 2016 折りたたみ状態

チェーンステイ(後輪とペダル側のギアをつなぐ棒。3角フレームの底辺部分)の前方を外します。

前輪と後輪を重ねます。

チェーンステイとシートステイ(後輪とハンドルをつなぐ棒)を重ねます。

ハンドルを折りたたんでロックします。


スーツケースのように、ハンドル部分を持ってタイヤで転がして移動することができます。

↓折りたたみ動画はこちら(下に移動します)↓


取り外し式ペダル

strida c1 2016 クイックリリースペダル

このモデルは、クイックリリースペダルを使用しています。

クイックリリースペダルとは、工具を使わずにワンタッチで取り外し(脱着、着脱)ができるペダルのことです。

普通のペダルのように強度が強く、ワンタッチで取り外すことができます。自転車を折りたたみ、ペダルを外すことで、よりコンパクトになります。


軽い走りで、柔らかい踏み心地のベルトドライブ(ベルト駆動)

金属製のチェーンではなくベルトを使用しています。ベルトドライブです。

ベルトドライブのメリット(長所、利点)

走りが軽くなり、トラブルが少ない特長を持っています。

ペダルを踏んだ感覚が硬すぎず、ちょうどいい踏み心地になっています。

チェーンの場合は注油(油をさすこと)が必要ですが、ベルトドライブは注油が必要ないので、メンテナンスが不要(メンテナンスフリー)です。また、油をささないのでズボンの裾(すそ)などがベルトに触れてもオイルで汚れません。

チェーンと比べると、ベルトドライブのほうが駆動音が静かです。

ベルトは金属ではないので錆び(さび)ません。

ベルトドライブのデメリット(短所、欠点)

ベルトが切れた場合、チェーンに比べるとベルトは流通量が少ないので、取り寄せに時間がかかり、修理に日にちがかかることがあります。

ききが強いディスクブレーキ

MECHANICAL DISK BRAKES(メカニカル ディスク ブレーキ)

strida-lt-2014-brake.jpg

ブレーキのききがいい(制動力が強い)、ディスクブレーキを使用しています。

ディスクブレーキとは、車輪の中心部分にあるディスク(円盤)を止めることで動きを止めるブレーキのことです。

ブレーキを利かせるところ(ローターやパッド)が車輪の中央にあり、雨や雪、または泥などの影響を受けにくいので、あまり天気に関係なくブレーキのききがいいことが特徴です。

さらに、メカニカル(機械式)ディスクブレーキなので、比較的メンテナンスが簡単です。

ただし、ディスクブレーキのローター(ブレーキの回転部分)は比較的錆びやすい(さびやすい)ので、外で雨ざらしにせずに、自転車にカバーをかけるか室内保管するのがおすすめです。

もしも、ブレーキのローターがさびてブレーキのききが悪くなったら、自転車屋でブレーキの調整や部品の交換などをしてもらうといいでしょう。


性能が高く、オールラウンドなタイヤ

schwalbe kojak(シュワルベ コジャック)

タイヤは、100年以上続くドイツの老舗タイヤブランド「Schwalbe(シュワルベ)」の「Kojak(コジャック)」を使用しています。

「コジャック」は、タイヤの接地部分に溝(みぞ)がない「スリックタイヤ」です。「スリックタイヤ」は、アスファルトなどの舗装された道を走る際にタイヤの転がり抵抗が少なく、軽快に走ることができます。

一方で、土の道や砂利道(じゃりみち)などの舗装されていない道ではグリップ力(タイヤが地面をつかむ力)が落ちるので、走りにくくなってしまいます。しかし、このタイヤは幅が細すぎないので、大きな石だらけの砂利道でなければ、さほどグリップ力は落ちず、砂利道などでも問題なく走れるでしょう。

また、このタイヤの接地部分の材質には、「スピードグリップコンパウンド」が使われています。「スピードグリップコンパウンド」は、軽快な転がり性能を持ちながら、グリップ力も発揮します。加速や減速、カーブなどで、より自転車の操作がしやすくなり、さらにスポーティーな走りをすることができます。

SCHWALBE Race Guard(シュワルベ レースガード)

パンクしにくくする耐パンクベルト「RaceGuard(レースガード)」を採用しています。レースガードとは、強靭なナイロン素材を二重に組み合わせたプロテクションベルトのことで、これをタイヤの内側に組み込むことで、パンクしにくくしています。ナイロン素材は非常に軽いため、レースガードは、軽量のロードバイク用タイヤに使われます。

「コジャック」は、比較的軽量化されているタイヤなので、その分、車体の軽量化にも貢献しています。


カーボンフレーム

strida c1 2016 マットブラック

フレーム(自転車の骨組み)がカーボン製です。

カーボンとは、炭素繊維強化プラスチックのことです。軽量で剛性(強度)が強い特徴を持っています。高額です。

フレームは自転車の重さの大部分を占めます。フレームを軽量にすることで、自転車が軽量化します。自転車が軽量化することで、走ることが楽になり、走りが軽快になります。

また、カーボンは衝撃吸収性があるので、路面からの衝撃を吸収して、多少、走りが柔らかくなります。


カーボン製ブレーキレバー

カーボン製のブレーキレバーを使用しています。

多少の軽量化に貢献しています。高級感もあります。

カーボン製ハンドルバー

strida c1 2016 ハンドル

ハンドルバーは、カーボン製です。

カーボンは炭素繊維強化プラスチックのことで、軽量で、衝撃吸収性が高いので、路面からの振動をある程度、吸収してくれます。

多少の軽量化に効果があります。高級感があります。


カーボンクランク

strida c1 2016 カーボンクランク

クランク(ペダルとギアをつなぐ棒状のパーツ)もカーボン製です。

これにより多少の軽量化とともに、踏み心地が柔らかくなります。ただし、街乗り程度のスピードではペダルを踏んだときの違いは感じないかもしれません。見た目の高級感と、軽量化に効果があります。


走りが軽いカーボンリム

strida c1 2016 カーボンリム

リムは、カーボン製です。

リムとは、車輪の外側のことで、タイヤを接続している部分のことです。

リムが軽くなることで、車体の軽量化に効果的なことはもちろん、車輪の外側が軽量なことで、タイヤの回転も軽くなります。走りが軽快になります。


身長の適正範囲が広い

適応身長は、145cm~193cmです。

サドル(イス)の高さが変えられるので、身長に合わせて調節することができます。

身長が低い人から高い人まで適応しています。

まとめ

2016年モデルのストライダの最高級モデルです。

多くのカーボンパーツを使用しています。軽量化に大きく貢献しています。

タイヤも、走り心地と性能を両立したモデルを使用しています。

高級感を前面に押し出した一台となっています。


ストライダは、バッグ、ライト、キャリーバッグなど、純正のオプションパーツが数多く用意されています。自分好みの一台に近づけることができます。

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※自転車に使われている部品類は、改良や新素材の使用などにより、一部仕様変更になる場合があります。


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STRiDA C1
【映像内容】
走行映像です。
  • 年式(〇〇年モデル/発売年)や発売した国によって、デザインや構造が多少違うこともあります。

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注意 乗れる状態にするのは販売店

自転車は工場で製造した時点では、まだ完成していません。最終的に販売店が組み立てと調整を行って完成します。

つまり、同じ自転車でも取り扱いが販売店によって違うので、クチコミや感想も違うものになります。

特に「自転車がガタつく」、「変速機がうまく切り替わらない」、「ブレーキのききが悪い」などの状態は、自転車の組み立てや調整をきちんと行っていない可能性があります。この場合、自転車ではなく、組み立てや調整を行う販売店に問題があることも考えられます。なかには、工場から届けられた状態のまま、自転車の組み立ても調整もまったく行わずに、そのまま販売している店もあるようです。

自転車のクチコミは、販売店によって違いがあることも考慮して、参考にしてください。

自転車専門店「サイクルベースあさひ」のネット通販

  • 箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み
  • 初期点検が、無料で店舗で受けられる
  • ネットのほうが、安くて種類が豊富
  • 店舗で受け取りもできる(送料無料

箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み)

自転車は、工場で製造した段階では、まだ完成していません。

その後、自転車屋さんが組み立てて、タイヤやブレーキなどの調整を行い完成車(乗れる状態)になります。

サイクルベースあさひのネット通販では、自転車を組み立てて調整をした後、すぐに乗れる状態にして配達してくれます。

初期点検を、無料で店舗で受けられる

サイクルベースあさひのネット通販で購入した自転車は、安全点検が無料で、購入後1年間に3回までサイクルベースあさひの店舗で受けられます。

自転車はすぐに乗れる状態で届けられますが、目の前で調整や点検をしてもらいたい方は、自転車が届いたら近くのサイクルベースあさひの店舗にその自転車を持って行き、無料で初期点検をしてもらうといいでしょう。

サイクルベースあさひは、全国に400店舗以上を展開する大型の自転車専門店です。ご自宅の近くにも店舗があるかもしれません。

≫ 全国のサイクルベースあさひのお店(店舗)はこちら

ネットのほうが、安くて種類が豊富

サイクルベースあさひのネット通販は、店舗に比べて価格が安く、品数も豊富です(一部を除く)。

注文後に仕入れ先から取り寄せるので、店で在庫を抱える必要がなく、ネット通販のほうが安い価格で販売ができ、取り扱う商品の種類も多くなります。

配達日の指定ができる

≫ お買い物方法|サイクルベースあさひ
「ご注文方法」をクリックした後、ずっと下にある「その他ご指定 ステップ4」の「その他ご指定」に書かれています。

店舗で受け取りもできる

ネットで注文した自転車を、近くのサイクルベースあさひのお店(店舗)で受け取ることもできます(一部の商品を除く)。

ネットで注文するため店舗価格よりも安いネット価格で購入でき、店舗で受け取るので送料無料です。

また、お店で受け取ると、アフターサービスや保険などが受けられる「サイクルメイト」に加入できます(有料)。

サイクルメイトへの加入は、店舗で自転車を受け取る際に加入と支払いをします。

お店(店舗)で受け取れる商品かどうかは、サイクルベースあさひのそれぞれの「商品ページ」に書かれています。

なお、お店で受け取る場合は、支払い方法はクレジットカード払いのみです。

≫ 「ネットで注文、お店で受け取り」について|サイクルベースあさひ

≫ 全国のサイクルベースあさひのお店(店舗)はこちら

パーツの取り付け

自転車とパーツ(部品)を同時に購入すると、取り付け工賃無料で自転車にパーツを取り付けてもらえます(一部を除く)。

≫ パーツの取り付けについて|サイクルベースあさひ

防犯登録

ネットで自転車を注文するときに、注文画面で防犯登録ができます(有料 600円)。

自転車を店舗で受け取る場合は、受け取るときに防犯登録を行います。

防犯登録は法律で義務付けられており、防犯登録によってその自転車の持ち主であることが証明されるので、盗難被害にあった場合に自転車が戻りやすくなります。

メンテナンス

自転車は乗り続けていると、点検や整備が必要になってきます。

そこで、おすすめなのが「TSマーク」です。

TSマークとは、自転車の整備士である自転車安全整備士が自転車を点検して、安全性が認められた自転車にのみ貼ることができるマーク(シール)のことです。TSマークは、安全な自転車の証明であり、傷害保険賠償責任保険が付いています。

傷害保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で自分が怪我をして入院するか、重度後遺障害(重い障害)を受けるか、または死亡した場合に一定の金銭(給付金)が支払われる保険です。

賠償責任保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で人にケガをさせて重度後遺障害(重い障害)を負わせたり、死亡させた場合に、一定のお金が支払われる保険です。

TSマークは「自転車安全整備店」で付けることができます。自転車安全整備店は多くの自転車屋や一部のホームセンターが認定されているので、全国にたくさんあります。なお、サイクルベースあさひも「自転車安全整備店」です。

≫ 全国の「自転車安全整備店」 一覧

TSマークに必要な費用(保険料)は1,000円~1,500円ほどです。自転車の点検代がTSマークにかかる費用なので、店によって点検代が多少違います。

また、自転車に故障や激しい劣化があるとTSマークをつけることができないので、それらの部品を交換する必要があります。その場合は、部品代などが必要になります。

TSマークの有効期限は1年です。年に1回、TSマークを更新することで、自転車の定期点検ができますし、保険をかけることができるので安心です。

なお、TSマークをつけるには、防犯登録が必要です。

≫ TSマークについて|公益財団法人 日本交通管理技術協会

「サイクルベースあさひ」情報

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