TernLinkB7(ターンリンクB7)2017解説

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  • スポーツ性能が高い「ターン」の、20インチ街乗りモデル。同価格帯の中では高品質。
  • スピードは、スポーツ自転車に近いスピードで走れるでしょう。
  • 軽快に走れる「軽量」、力を伝える「強度が強い折りたたみ部分」、ねじれに強い「3Dフレーム」、軽快で乗り心地もいい「KENDA Kwest」により、軽快な走りになるでしょう。
  • 工具不要、3ステップで簡単に折りたためる。
  • ハンドルの高さを変更できます。身長や乗車姿勢に合わせて調節できます。
重さ 11.9kg タイヤ 406, 20インチ×1.5 E/V Kenda-KWEST
変速 7段変速ギア 折りたたみサイズ W80×H73×D39cm
ブラック/グレー、ダークブルー/ブルー、ダークレッド/レッド、ガンメタル/グレー 装備 泥よけ、スタンド、ギアカバー、チェーンガイド
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ダークレッド/レッド
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ダークブルー/ブルー
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ブラック/グレー
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ガンメタルグレー
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折りたたみ状態
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スピード(速度、速さ)

7段変速です。

一番軽いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約277cmです。スポーツ自転車のようなとても軽いギアです。ある程度の急な坂道でも上れるでしょう。

一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約553cmです。

変速機付きのママチャリの真ん中のギアの「ペダル1回転で進む距離」は、470cm程度が一般的です。

ママチャリの一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、650cmほどが一般的です。

ママチャリの真ん中のギアと一番重いギアの中間のギアの距離が出ます。この距離だけ、ペダルをこいだら進むということです。加速できてスピードも出しやすいということです。

車体重量はママチャリの60%ほどしかありません。軽量です。自転車は軽いほど、走り出し、加速、減速、カーブ、上り坂などが、少ない力で済むため、ペダルが軽くなり、走ること全般が楽になります。

≫ 自転車の軽さが走りに与える影響をくわしく

フレームの強度が強いです。フレームの強度が強いと、「ペダルをこぐ力」をしっかりと受け止めて効率的に伝えるので、軽快に走れて、その分、スピードも出しやすくなります。

ターンは、フレームの折りたたみ部分の強度が強いことはもちろん、フレームそのものの強度も強くなっています。3Dフレームを使用しています。「ペダルをこぐ力」をしっかりと受け止めて逃がさない構造にすることで、ペダルが軽く、軽快に走れるようになっています。

タイヤは、転がりが軽く、乗り心地もいい「Kenda Kwest」を使用しています。

これらのことから、軽快な走りになり、ママチャリと同じくらいか、それ以上のスピードを出して走れるでしょう。

リアディレイラー(後輪側の変速機)には、「Shimano Tourney(シマノ ターニー)」を使用しています。街乗りに最適な変速機です。

グリップ部分を回してギアチェンジ

変速機を操作するシフター(変速装置)には「Shimano twist(シマノ ツイスト)」を使用しています。

これは、ハンドルの付け根部分にあるシフターを、ひねるように回すことで変速(ギアチェンジ)します。レボシフト、グリップシフトなどとも呼ばれます。

ママチャリやスポーツ自転車など、多くの自転車に使われているシフターです。

強度が強い3Dフレーム

DoubleTruss(ダブルトラス)3Dフレームテクノロジー

フレームには「DoubleTruss(ダブルトラス)3Dフレームテクノロジー」という技術が使われています。

「tern(ターン)」ブランドの全モデルに採用されている強度の強い(剛性の高い)フレームです。

ペダルをこぐとフレームに力が加わります。このときフレームの強度が弱いと「ペダルをこぐ力」を逃がしてしまい、走りに無駄が生じます。すると、ペダルが重く感じたり、あまりスピードが出なかったり、疲れやすかったりします。

一方、フレームの強度が強いと「ペダルをこぐ力」を逃がさないため無駄なく「走り」に変えてくれます。走りに無駄が生じないため、ペダルが軽く、スピードも出て、疲れにくい自転車になります。

これがフレームの強度が強いことのメリットです。

三角形は構造物の強度をとても強くします。

このフレーム「ダブルトラス3Dフレーム」は、三角形を二つ使用することでフレームの強度を高くしています。ペダルをこぐ際のフレームのねじれなどを計算して3D(立体的な)フレームにすることで、いくつもの方向から加えられる力に対して強くなっています。

フレームの強度を強くすることで、「ペダルをこぐ力」を無駄なく伝えて、効率的に走りに変えるため、走りが軽くなります。自転車に乗る人の能力を最大限に引き出すための最新技術を用いています。


強く美しい、フレームの折りたたみ部分

FBL 2 Frame Joint(FBL 2 フレーム ジョイント)

フレームの折りたたみ部分(ヒンジ)には、「FBL 2 Frame Joint(FBL 2 フレーム ジョイント)」という技術が使われています。

折りたたみ部分は面積が大きくなっています。また、前後を包み込むように固定します。これらのことから、折りたたみ部分をしっかりと固定する構造になっています。

フレームの折りたたみ部分をしっかりと固定することで、フレームの強度も強くなり、安全性が高くなることはもちろん、「ペダルをこぐ力」をフレームがしっかりと受け止めてタイヤまで伝えて、効率的に走りに変えるので、より軽く走ることができます。

レバーもシンプルに、かつ強固に作られていて、手にフィットするなめらかな形状となっています。

「FBL 2 フレーム ジョイント」には、冷間加工されたステンレスが使われています。この素材は、あらゆる気象状況の中で必要とされる耐久性と信頼性を備えています。

固定力も見た目も、この価格帯の折りたたみ自転車としては、高いレベルの折りたたみ構造となっています。


ハンドルの高さ調節が可能

tern link b7 2016年モデル Q-Lock Handlepost(キュー ロック ハンドルポスト)

tern link b7 2016年モデル Q-Lock Handlepost(キュー ロック ハンドルポスト)アップ画像

ハンドルポスト(ハンドルの下の棒状のパーツ。ステム)には、「Q-Lock Handlepost(キュー ロック ハンドルポスト)」が使われています。

ハンドルポストを上下に最大100mm(10cm)動かすことができます。

これにより、乗る人の体格に合わせて最適な位置にハンドルの高さを調節することができます。

また、ハンドルの位置を低くして前傾姿勢にしてスピードを出したり、ハンドルの位置を高くして体を起こした楽な姿勢(アップライト)で走ったりと、好みによって乗車姿勢を変えることもできます。

また、ハンドルポスト(ハンドルの下の棒状のパーツ)には目印となる切れ込みが入っているので、ハンドルの高さを調節した後に、ハンドルの向きを正確に前方に向かせること(センター出し)が、簡単にできます。

ヒンジレバー(折りたたみ部分のレバー)は、内部ロックと外部オートロックの二重ロックにより、しっかりと固定される安全性が高い仕組みになっています。

なお、このロックシステム「Q-Lock」は、強度と耐久性の基準が厳しいヨーロッパ(欧州)の「EN基準」をクリアした、安全で使いやすいロック機構です。


軽快な走りのタイヤ

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タイヤは、タイヤ総合メーカー「KENDA(ケンダ)」の「Kwest」を使用しています。

タイヤの転がりが軽いので、軽快な走りになります。

また、小径車に重要な乗り心地にも優れています。

折りたたみ方法

※映像は前のモデルの「Link C7」ですが、折りたたみ方はほぼ同じです。

工具不要、3ステップで折りたたみます。

ハンドルポスト(ハンドルの下の棒状のパーツ)を折りたたみます。

サドル(イス)を下げます。

フレームを真ん中から半分に折りたたみます。


折りたたみ時に磁石で固定

tern Magnetix 2.0(ターン マグネティックス2.0)

折りたたんだときに、前輪と後輪の中心部を磁石でくっつけて固定します。「Magnetix 2.0(マグネティックス2.0)」を採用しています。

持ち上げるときに簡単に開かず固定されていると、ガタガタしないのでとても持ちやすくなります。

折りたたんだ状態で専用のバッグ(輪行バッグ)に入れて持ち歩くときにも、磁石で固定されてぶれない(ガタガタしない)ので、持ち運びやすくなります。

折りたたみ自転車を電車に持ち込むなど、自転車を持ち運ぶときに特に便利です。


身長の適正範囲が広い

DAHON Offset Bottom Bracket(ダホン オフセット ボトム ブラケット)

シートチューブ(イスの下の棒を入れるパイプ)を少し後ろに配置しているので、シートポスト(イスの下の棒)を奥まで入れてもチェーンホイール(ペダル側のギア)の回転軸に当たりません。ですので、長いシートポスト(イスの下の棒)をシートチューブの中にすっぽりと収めることができます。長いシートポスト(イスの下の棒)を使うことで、サドル(イス)を高くすることができるので、身長が高い人にも適応することができます。また、長いシートポストでもすっぽりと収まるので、折りたたみサイズがコンパクトになります。

さらに、シートチューブを後ろに配置することで、ハンドルからサドル(イス)までの距離も長めになり、ゆとりのあるフレームサイズになります。

コンパクトに折りたためますが、ハンドルからサドルまでの距離に余裕があり、さらに長いシートポスト(サドルの下の棒)が使えることで、サドルを高くすることもできます。

身長が高い人から低い人まで幅広い身長の人が、最適な乗車姿勢を取れるようになっています。


チェーンが外れにくい

tern verge n8 2016年モデル チェーンガード・チェーンガイド

チェーンリング(ペダル側のギア、チェーンホイール、フロントスプロケット)の外側には、カバー(ギアカバー、チェーンガード)を装備しています。

上側には、チェーンガイドを装備しています。チェーンガイドは、ギアの内側と上側の一部をガードしています。

ギアを両側からはさむようにガードして、さらに上側もガードすることで、チェーンがギアからとても外れにくくなっています。


まとめ

スポーツ性の高い折りたたみ自転車ブランド「Tern(ターン)」の、基本的な性能を持った、街乗りモデルです。

基本的な性能といっても、街なかで利用するには十分な性能を持っています。

適正身長の範囲は広く、乗車姿勢に最適なポジションも選べます。

水たまりの泥はねを防ぐ「泥よけ」、駐輪(駐車)するときに自転車が倒れないように支える「スタンド」、ズボンの裾(すそ)の汚れを防ぐ「ギアカバー(チェーンガード)」を装備しています。街乗りに便利な装備をしています。


いろいろなオプションパーツ(別売り品)を利用することで、自分好みの自転車に近づけることもできます。

↓自転車・オプションパーツの購入はこちら(下に移動します)


≫ブランドのページへ

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※自転車に使われている部品類は、改良や新素材の使用などにより、一部仕様変更になる場合があります。


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Tern Link B7
【映像内容】
走行、折りたたみ、組み立て(展開)です。
  • 年式(〇〇年モデル/発売年)や発売した国によって、デザインや構造が多少違うこともあります。

Tern Link B7

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注意 乗れる状態にするのは販売店

自転車は工場で製造した時点では、まだ完成していません。最終的に販売店が組み立てと調整を行って完成します。

つまり、同じ自転車でも取り扱いが販売店によって違うので、クチコミや感想も違うものになります。

特に「自転車がガタつく」、「変速機がうまく切り替わらない」、「ブレーキのききが悪い」などの状態は、自転車の組み立てや調整をきちんと行っていない可能性があります。この場合、自転車ではなく、組み立てや調整を行う販売店に問題があることも考えられます。なかには、工場から届けられた状態のまま、自転車の組み立ても調整もまったく行わずに、そのまま販売している店もあるようです。

自転車のクチコミは、販売店によって違いがあることも考慮して、参考にしてください。

自転車専門店「サイクルベースあさひ」のネット通販

  • 箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み
  • 初期点検が、無料で店舗で受けられる
  • ネットのほうが、安くて種類が豊富
  • 店舗で受け取りもできる(送料無料

箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み)

自転車は、工場で製造した段階では、まだ完成していません。

その後、自転車屋さんが組み立てて、タイヤやブレーキなどの調整を行い完成車(乗れる状態)になります。

初期点検を、無料で店舗で受けられる

自転車はすぐに乗れる状態で届けられますが、目の前で調整や点検をしてもらいたい方は、自転車が届いたら近くのサイクルベースあさひの店舗にその自転車を持って行き、無料で初期点検をしてもらうといいでしょう。

サイクルベースあさひは、全国に400店舗以上を展開する大型の自転車専門店です。ご自宅の近くにも店舗があるかもしれません。

ネットのほうが、安くて種類が豊富

注文後に仕入れ先から取り寄せるので、店で在庫を抱える必要がなく、ネット通販のほうが安い価格で販売ができ、取り扱う商品の種類も多くなります。

店舗で受け取りもできる

ネットで注文した自転車を、近くのサイクルベースあさひのお店(店舗)で受け取ることもできます(一部の商品を除く)。

ネットで注文するため店舗価格よりも安いネット価格で購入でき、店舗で受け取るので送料無料です。

サイクルメイトへの加入は、店舗で自転車を受け取る際に加入と支払いをします。

お店(店舗)で受け取れる商品かどうかは、サイクルベースあさひのそれぞれの「商品ページ」に書かれています。

なお、お店で受け取る場合は、支払い方法はクレジットカード払いのみです。

≫ 「ネットで注文、お店で受け取り」について|サイクルベースあさひ

≫ 全国のサイクルベースあさひのお店(店舗)はこちら

パーツの取り付け

自転車とパーツ(部品)を同時に購入すると、取り付け工賃無料で自転車にパーツを取り付けてもらえます(一部を除く)。

≫ パーツの取り付けについて|サイクルベースあさひ

防犯登録

自転車の注文と同時に防犯登録を購入することで、防犯登録ができます。

自転車を店舗で受け取る場合は、受け取るときにサイクルメイトに加入することで防犯登録を行います。

防犯登録は法律で義務付けられており、防犯登録によってその自転車の持ち主であることが証明されるので、盗難被害にあった場合に自転車が戻りやすくなります。

メンテナンス

自転車は乗り続けていると、点検や整備が必要になってきます。

そこで、おすすめなのが「TSマーク」です。

TSマークとは、自転車の整備士である自転車安全整備士が自転車を点検して、安全性が認められた自転車にのみ貼ることができるマーク(シール)のことです。TSマークは、安全な自転車の証明であり、傷害保険賠償責任保険が付いています。

傷害保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で自分が怪我をして入院するか、重度後遺障害(重い障害)を受けるか、または死亡した場合に一定の金銭(給付金)が支払われる保険です。

賠償責任保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で人にケガをさせて重度後遺障害(重い障害)を負わせたり、死亡させた場合に、一定のお金が支払われる保険です。

TSマークは「自転車安全整備店」で付けることができます。自転車安全整備店は多くの自転車屋や一部のホームセンターが認定されているので、全国にたくさんあります。なお、サイクルベースあさひも「自転車安全整備店」です。

≫ 全国の「自転車安全整備店」 一覧

TSマークに必要な費用(保険料)は1,000円~1,500円ほどです。自転車の点検代がTSマークにかかる費用なので、店によって点検代が多少違います。

また、自転車に故障や激しい劣化があるとTSマークをつけることができないので、それらの部品を交換する必要があります。その場合は、部品代などが必要になります。

TSマークの有効期限は1年です。年に1回、TSマークを更新することで、自転車の定期点検ができますし、保険をかけることができるので安心です。

なお、TSマークをつけるには、防犯登録が必要です。

≫ TSマークについて|公益財団法人 日本交通管理技術協会

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    それぞれのくわしい内容は、各ページをどうぞ。
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