TernVergeS27h(ターンヴァージュS27h)解説

Tern Verge S27h(ターン ヴァージュ S27h)

スポーツ性の高い自転車「ターン」の、自転車旅行やツーリングに適したモデル。スポーツ自転車のフレームを使用した、走行性能の高いモデル。

  • 16.4kg。/20インチ。(20×2.00)。/27段変速ギア。
  • ペダル1回転で進む距離:約195cm~約1045cm(10m)
  • 少ない力で走れる「軽量」で、ペダルをこぐ力をしっかりと支える「強度が強いフレーム」、タイヤが硬くなり走りが軽くなる「ダブルウォールリム」を使用しているので、軽快な走りになるでしょう。ただし、太くて空気量が多い「ビッグアップルタイヤ」を使用しているので、乗り心地は比較的やわらかく安定感のある走りになるでしょう。
  • アルミフレーム
  • 内装変速機:SRAM DualDrive(スラム デュアルドライブ)。外装変速機:SRAM X7。カセットスプロケット:シマノ アリビオ
  • スピードは、スポーツ自転車に近いスピードで走れるでしょう。
  • 27段変速です。内装変速機と外装変速機(3段×9段)を組み合わせています。坂道・道路・風などに合った適切なギアを細かく選ぶことができます。
  • 工具不要、3ステップで簡単に折りたためます。
  • 空気入れにもなるイスの下の棒「シートポストポンプ」、制動力がある「ディスクブレーキ」、タイヤの回転でライトが光る「ハブダイナモライト」、チェーンが外れにくい「チェーンガイド」、泥はねを防ぐ「泥よけ」、ズボンのスソ汚れを防ぐ「ギアカバー」、駐輪時に自転車を支える「スタンド」を装備。
  • ハンドルの角度調節が可能。身長や乗車姿勢に応じてハンドル位置を調整できます。
  • パニアバッグ(タイヤの横につける自転車旅行用のバッグ)を取り付けられるラック(台)を前輪と後輪部分の両方に標準装備。自転車旅行に最適です。

自転車旅行のときの宿泊に、テントなどを使用することもできますが、折りたたみ自転車なので折りたためばただの荷物になり、ホテルや旅館に宿泊することもできます。自転車旅行に最適なモデルです。

ブラック/グリーン
折りたたみサイズ D48 x W80 x H77 cm その他
もくじ(下に移動します)
Tern Verge S27h(ターン ヴァージュ S27h)ブラック/グリーン(黒/緑)
ブラック/グリーン
Tern Verge S27h(ターン ヴァージュ S27h)折りたたみ状態(フォールディング)
折りたたみ状態

スピード(速度、速さ)

27段変速です。

内装3段ギアと外装9段ギアを組み合わせた27段変速です。

一番軽いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約195cmです。

とても軽いギアで、急な上り坂でも上れる軽さです。しかし、車体の重量が16kgと、ママチャリよりも5kgほど軽い程度です。スポーツ自転車のような軽快さというよりも「ママチャリよりは、かなり楽に上れる」といった感じでしょう。

一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約1045cm(10m)です。

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車並みか、それ以上の距離が出ます。この距離だけ、ペダルをこいだら進むということです。加速できてスピードが出るということです。

車体重量はママチャリの60%ほどしかありません。軽量です。自転車は軽いほど、走り出し、加速、減速、カーブ、上り坂などが、少ない力で済むため、ペダルが軽くなり、走ること全般が楽になります。

フレームの強度が強いです。フレームの強度が強いと、「ペダルをこぐ力」をしっかりと受け止めて効率的に伝えるので、軽快に走れて、その分、スピードも出しやすくなります。

ターンは、フレームの折りたたみ部分の強度が強いことはもちろん、フレームそのものの強度も強くなっています。3Dフレームを使用しています。「ペダルをこぐ力」をしっかりと受け止めて逃がさない構造にすることで、ペダルが軽く、軽快に走れるようになっています。

タイヤは、シュワルベのビッグアップルを使用しています。タイヤの幅が広くて空気量が多いので、柔らかく軽快な乗り心地になります。また、グリップ力(地面をつかむ力)も強いので、自転車の操作がしやすくなります。

タイヤの回転がスムーズになり、走りが軽くなるダブルウォールリムを使用しています。

これらのことから、軽快な走りができて、柔らかく安定感のある乗り心地になるでしょう。ただし、車体重量とタイヤの特性から、スポーツ自転車のような軽快な走りではなく、「ママチャリに比べればかなりスピードを出せる」といった感じになるでしょう。

27段ギアの多段変速です。坂の傾斜や、風の向きや強さ、路面の状態など、いろいろな状況によって最適なギアを細かく選べるようになっています。

チェーンが外れにくい

Tern Verge S27h 2015年モデル チェーンガイド

チェーンリング(ペダル側のギア、チェーンホイール)の上側には、チェーンガイドを装備しています。

このモデルのチェーンガイドは、チェーンを通すようにガードすることで、チェーンがギアからとても外れにくくなっています。

チェーントラブルを防ぐので、自転車旅行に最適です。


内装変速機と外装変速機の組み合わせ

Tern Verge S27h 2015年モデル リアディレイラー

チェーンを移動してギアを切り替える変速機は、内装変速機と外装変速機の2種類を組み合わせています。内装変速機の3段と外装変速機の9段を組み合わせることで3×9=27段になります。2種類組み合わせることで、幅広いギアを選べるようになります。27段変速です。

内装変速機は「SRAM DualDrive(スラム デュアルドライブ)」を使用しています。

内装変速機はギアが中に閉じ込められているため、チェーントラブルが起こることがまずありません。また、停車中にギアチェンジができるので、重いギアで走っているときに止まっても、停止しているときに軽いギアに切り替えて走り出すといったこともできて便利です。

外装変速機には「SRAM X7(スラム エックスセブン)」を使用しています。スムーズに、正確にギアチェンジできます。

外装変速機は、ギアをたくさん使えて、比較的軽量になります。

SRAM(スラム)は、アメリカの自転車パーツメーカーです。主にスポーツ自転車用のパーツを製造しています。

カセットスプロケット(後輪側のギア)には、スポーツ自転車向けの「Shimano Alivio(シマノ アリビオ)」が使われています。軽量で、剛性が高い(強度が強い)ギアです。「ペダルをこぐ力」を、より伝えるので、走りが軽くなります。


衝撃吸収&長寿命 タイヤ

Schwalbe Big Apple(シュワルベ ビッグアップル)

タイヤは、100年以上続くドイツの老舗タイヤブランド「Schwalbe(シュワルベ)」の「Big Apple(ビッグ アップル)」を使用しています。

「ビッグアップル」は、タイヤの幅が広く、エアボリューム(空気量)が多いです。これにより、路面からの衝撃を吸収するので、スムーズな回転と快適な乗り心地になります。

また、タイヤのゴムには「エンデュランスコンパウンド」を使用しています。これは、タイヤの耐久性を高め、長寿命を実現しています。長く走っても、とても擦り減りにくい(すりへりにくい)タイヤです。

タイヤには、リフレクター(反射板)がついています。夜間でもライトなどの光が当たると、反射して存在を示します。夜道での安全性が高くなります。

特に、オンロード(アスファルトなどの舗装路)でのグリップ力(地面をつかむ力)が高いタイヤです。グリップ力が高いことでタイヤの反応が良くなるので、加速や減速、カーブなど、より自転車の操作がしやすくなります。操作が快適で楽になります。


SCHWALBE Race Guard(シュワルベ レースガード)

パンクしにくくする耐パンクベルト「RaceGuard(レースガード)」を採用しています。レースガードとは、強靭なナイロン素材を二重に組み合わせたプロテクションベルトのことで、これをタイヤの内側に組み込むことで、パンクしにくくしています。ナイロン素材は非常に軽いため、レースガードは、軽量のロードバイク用タイヤに使われます。

自転車旅行や長距離のツーリングを念頭に置いて作られているためか、走りやすく、長く乗っていても疲れにくいタイヤを使用しています。また、耐パンク性と耐久性が高く、長距離を長時間走っても耐えられるようになっています。


走りが軽くなるダブルウォールリム

Tern Verge S27h 2015年モデル ダブルウォールリム

「リム(車輪の外側のタイヤと接している部分)」には、「ダブルウォールリム」を使用しています。

これにより、リムの強度が強くなり、タイヤも変形しにくくなって硬くなるので、タイヤの転がり抵抗が小さくなり、走りが軽くなります。


強度が強い3Dフレーム

DoubleTruss(ダブルトラス)3Dフレームテクノロジー

フレームには「DoubleTruss(ダブルトラス)3Dフレームテクノロジー」という技術が使われています。

「tern(ターン)」ブランドの全モデルに採用されている強度の強い(剛性の高い)フレームです。

ペダルをこぐとフレームに力が加わります。このときフレームの強度が弱いと「ペダルをこぐ力」を逃がしてしまい、走りに無駄が生じます。すると、ペダルが重く感じたり、あまりスピードが出なかったり、疲れやすかったりします。

一方、フレームの強度が強いと「ペダルをこぐ力」を逃がさないため無駄なく「走り」に変えてくれます。走りに無駄が生じないため、ペダルが軽く、スピードも出て、疲れにくい自転車になります。

これがフレームの強度が強いことのメリットです。

三角形は構造物の強度をとても強くします。

このフレーム「ダブルトラス3Dフレーム」は、三角形を二つ使用することでフレームの強度を高くしています。ペダルをこぐ際のフレームのねじれなどを計算して3D(立体的な)フレームにすることで、いくつもの方向から加えられる力に対して強くなっています。

フレームの強度を強くすることで、「ペダルをこぐ力」を無駄なく伝えて、効率的に走りに変えるため、走りが軽くなります。自転車に乗る人の能力を最大限に引き出すための最新技術を用いています。


強くて美しいフレームの折りたたみ部分

OCL Joint(OCL ジョイント)

フレームの折りたたみ部分には、「OCL Joint(OCL ジョイント)」が使われています。

OCLジョイントとは、主に折りたたみ部分の接触面積を大きくすることで強度を高くし、固定力と耐久性も高くした折りたたみ技術です。

フレームの折りたたみ部分の強度や固定力が高くなると、「ペダルをこぐ力」を逃がさずに効率的に「走る力」に変えるため、軽く走れるようになります。

操作レバーにはオートロックシステムを内蔵しているため、レバーを閉じると同時にセーフティロックがかかる安全設計になっています。

折りたたんだ際も突出が少なく、きれいで完成度の高い折りたたみシステム(ヒンジシステム)となっています。


ラック(台)を標準装備

ラック(台)×ビッグアップルタイヤ×泥よけセット

前輪と後輪付近にラック(台)を装備しています。

この台にパニアバッグなどを取り付けることができます。

パニアバッグとは、タイヤの横に取り付けるバッグのことです。主にタイヤの両脇に取り付け、左右一対となるものが多いです。荷物がたくさん入るので、自転車旅行に使われることが多いです。

このパニアバッグなどを取り付けることができる台が、前後両方に装備されています。


電池不要の明るいライト

Tern Verge S27h 2015年モデル 前輪
↑前輪

BioLogic Joule 3 dynamo(バイオロジック ジュール 3 ダイナモ)
↑バイオロジック ジュール 3 ダイナモ

タイヤの回転でライトを照らす「ハブダイナモライト」が、前と後ろのライトに使われています。

ハブダイナモライトとは、ハブ(車輪の中心部分)にあるダイナモ(発電機)が回転することで、発電してライトが点灯するライトのことです。ママチャリなどにも使われます。発電効率が高いので明るいライトです。また、車輪の中心で発電するため、ライトを点灯してもペダルがほとんど重くなりません。タイヤの回転で発電するため、当然、電池代も電気代も必要がなく、経済的です。

前輪のハブ(車輪の中心部分)にダイナモ(発電機)が組み込まれています。発電機は、軽量で、発電効率の高い「BioLogic Joule 3 dynamo(バイオロジック ジュール 3 ダイナモ)」を使用しています。

このハブダイナモライトが、前方を照らすフロントライトと、後方を照らすテールライトで使われています。

フロントライト(ヘッドライト)


↑Valo 2(動画)

前方を照らすフロントライトは、「Valo(バロ) 2」が使われていて、明るさは「41 lux(ルクス)」と「150 lumens(ルーメン)」に切り替えられます。

150ルーメンはかなりの明るさで、暗い夜道でも前方を明るく照らす明るさです。

また、自転車を横から見たときにもライトの明かりが見えるようになっています。これにより、横から見たときにも自転車の存在が目立つようになり(視認性が上がる)、事故の防止に役立ちます。


テールライト(リアライト)

Spanninga Solo XDS rear light

後方を照らすテールライトは、リアキャリア(後ろの荷台)に取り付けられています。

テールライトは、赤い光です。これにより、後ろから見ても自転車の存在が目立つので、安全性が高くなります。


影響を受けにくくて、強いディスクブレーキ

avid bb7 mtb disc brake

雨や泥などの影響を受けにくいディスクブレーキを使用しています。「Avid BB7 MTB ディスクブレーキ」です。

ディスクブレーキは、車輪の中央部分にブレーキのパッドやローターがあり、そこでブレーキをかけるため雨や泥などの影響を受けにくくなっています。

制動力(ブレーキのきき)が強いブレーキです。軽い力でブレーキをかけられます。


空気入れになっているシートポスト

biologic post pump 2.0(バイオロジック ポストポンプ 2.0)

シートポスト(イスを支える棒状のパーツ)が、空気入れになっています。シートポストポンプです。

走行中に空気が抜けても、タイヤに空気が入れられるので、便利です。

本来、荷物になる空気入れがシートポストになっているので、場所を取らず便利です。


折りたたみ方法

N-Fold Technology(N フォールド テクノロジー)

N-Fold Technology(N フォールド テクノロジー)


↑折りたたみ方の映像です

工具不要、3ステップで折りたたみます。

サドル(イス)を下げます。

ハンドルポスト(ハンドルの下の棒)を折りたたみます。

フレームの中央部分から半分に折りたたみます。


折りたたみ時に磁石で固定

tern Magnetix 2.0(ターン マグネティックス2.0)

折りたたんだときに、前輪と後輪の中心部を磁石でくっつけて固定します。「Magnetix 2.0(マグネティックス2.0)」を採用しています。

持ち上げるときに簡単に開かず固定されていると、ガタガタしないのでとても持ちやすくなります。

折りたたんだ状態で専用のバッグ(輪行バッグ)に入れて持ち歩くときにも、磁石で固定されてぶれない(ガタガタしない)ので、持ち運びやすくなります。

折りたたみ自転車を電車に持ち込むなど、自転車を持ち運ぶときに特に便利です。


強くて美しいフレームの折りたたみ部分の溶接

Smooth TIG Welding(スムーズ ティグ ウェルディング)

フレームの折りたたみ部分の溶接技法には、「Smooth TIG Welding(スムーズ ティグ ウェルディング)」を使用しています。

溶接の跡が美しく、強度も高い溶接方法を採用しています。

手作業で磨き加工をしているので、滑らかで美しい仕上がりになっています。

フレームの強度が高くなることで、「ペダルをこぐ力」を効率的に伝えて走りに変えるので、軽快に走れます。

見た目の美しさと、走行性能の向上の役に立っています。


美しい塗装技術

Tern Verge S27h 2015年モデル Tern Tail Masked Paint(ターン テール マスク ペイント)

フレームの塗装技術には、「Tern Tail Masked Paint(ターン テール マスク ペイント)」を使用しています。

多くの実験を重ねて完成したマスキング製法による、繊細な塗装表現が施されています。

シンプルなデザインがフレームの曲線をより強調し、美しく仕上げています。


強くて安全性が高いハンドルポストの折りたたみ部分

Physis Handlepost(フュシス ハンドルポスト)

ハンドルポスト(ハンドルの下の棒)の折りたたみ部分には、「Physis Handlepost(フュシス ハンドルポスト)」を使用しています。

フックを解除しながらレバーを引くことで開けることができます。

オートロックシステムを内蔵しているので、そのまま閉じるとセーフティフックが自動的にかかる安全設計となっています。

固定力と耐久性、操作性に優れた折りたたみシステムです。


身長の適正範囲が広い

DAHON Offset Bottom Bracket(ダホン オフセット ボトム ブラケット)

シートチューブ(イスの下の棒を入れるパイプ)を少し後ろに配置しているので、シートポスト(イスの下の棒)を奥まで入れてもチェーンホイール(ペダル側のギア)の回転軸に当たりません。ですので、長いシートポスト(イスの下の棒)をシートチューブの中にすっぽりと収めることができます。長いシートポスト(イスの下の棒)を使うことで、サドル(イス)を高くすることができるので、身長が高い人にも適応することができます。また、長いシートポストでもすっぽりと収まるので、折りたたみサイズがコンパクトになります。

さらに、シートチューブを後ろに配置することで、ハンドルからサドル(イス)までの距離も長めになり、ゆとりのあるフレームサイズになります。

コンパクトに折りたためますが、ハンドルからサドルまでの距離に余裕があり、さらに長いシートポスト(サドルの下の棒)が使えることで、サドルを高くすることもできます。

身長が高い人から低い人まで幅広い身長の人が、最適な乗車姿勢を取れるようになっています。


ハンドルの角度が調節できる

Andros Stem(アンドロス ステム) Andros Stem(アンドロス ステム)開いた状態 Andros Stem(アンドロス ステム)街なかにて

ハンドルステム(ハンドルの中心部分)の角度をワンタッチで調節できます。「ANDROS STEM(アンドロスステム)」です。

これにより、ハンドルの位置を前方に傾けたり、上の方に傾けたり、手前に傾けることができます。身長に合わせてハンドル位置を調節できます。

また、前傾姿勢にしたり、体を起こしたり(アップライト)するなど、乗車姿勢を好みに合わせて調節することもできます。

やり方は簡単で、セーフティーロックを解除し、レバーを持ち上げるだけで、ハンドルステム(ハンドルの中心部分)の角度を変更することができます。

カゴやバッグの取り付け部分

Luggage Socket(ラゲッジ ソケット、ラゲージ ソケット)
※ラゲッジ ソケット

前カゴ(バスケット)やバッグ(フロントバッグ)を装着するための「ラゲッジ ソケット(差込口)」が取り付けられています。

ヘッドチューブ(ハンドルと前輪の間)にあるバッジ(Tern ヘッドバッジ)を取り外すと、「ラゲッジ ソケット(差込口)」が現れます。


tern Luggage Truss(ターン ラゲッジトラス)
※ラゲッジ トラス

そこにオプションパーツ(別売り品)の「Luggage Truss(ラゲッジ トラス)」という取り付け器具(アダプター)を取り付けて、オプションパーツの前カゴやフロントバッグやラック(棚)を装着します。

ハンドルやフロントフォーク(前輪をはさむように支えている棒状のパーツ)に前カゴを取り付けるママチャリに比べて、ハンドル操作に影響を与えないヘッドチューブに前カゴを取り付けるので、重い荷物を入れてもハンドルが重くなりません。

取り付け器具(アダプター)の「ラゲッジ トラス」は、軽量で強固なアルミニウム素材を使用しており、強度が強い構造をしているので、耐荷重(積載重量)は7kgとなっています。一般的なママチャリの前カゴも同じくらいの耐荷重なので、かなり強度が強いことになります。なお、これは器具の耐荷重なので、使用する前カゴやフロントバッグによって耐荷重は変わります。

また、取り付け器具の「ラゲッジ トラス」は「RIXEN & KAUL(リクセンカウル)」の「Klickfix(クリックフィックス)」に対応しているので、前カゴやフロントバッグなどをワンタッチで取り外し(着脱、脱着)できます。

したがって、例えば「クリックフィックス対応のフロントバッグに荷物を入れて前カゴのように自転車に取り付けて走行して、目的地に着いたらフロントバッグをワンタッチで取り外して肩に下げて歩いて移動する」といった使い方もできて便利です。

取り付け器具の「ラゲッジ トラス」には、鍵(かぎ)も付いています。クリックフィックス対応の前カゴを装着した場合は、バッグと違って自転車から離れるときにいちいち前カゴを持ち歩くのは面倒ですが、前カゴを装着したままだとワンタッチで取り外しができるため、前カゴを盗まれる恐れがあります。

しかし、カギがついているので、前カゴを装着した状態でカギをかけておけば、前カゴを装着したまま自転車を離れても前カゴを盗まれる心配がなく、盗難防止になるので安心です。

オプションパーツ(別売り品)のクリックフィックスに対応した前カゴもフロントバッグも、多くの種類があります。サイズが大きいものや小さいもの、防水加工しているものなど様々です。

また、オプションパーツの中にはクリックフィックスに対応したラック(棚、フレーム)もあり、ラックには普通のバッグをベルトで固定することもできます。これにより、「普通のバッグを自転車の前方に固定して自転車に乗り、到着したら普通のバッグを取り外して持ち歩く」ということもできます。

使い道や好みに応じて最適なものが選べます。


まとめ

走行性能、強度、装備のすべてが、自転車旅行や長距離のツーリングに最適な作りになっています。

スポーツ自転車用のカセットスプロケット(後輪側のギア)を使用し、外装変速機とトラブルの少ない内装変速機の組み合わせによる多段変速(27段変速)で状況に合わせて細かく最適なギアが選べ、ターンブランド共通の強度の強いフレームとヒンジ(折りたたみ部分)などにより「ペダルをこぐ力」を効率的に走りに変える高い走行性能を持ったモデルです。

また、チェーン外れを防ぐ「チェーンガイド」や、空気量が多い幅広タイヤ、ハンドルの位置を調整できる「アンドロスステム」、走りながら発電してライトを点灯する「ハブダイナモライト」、雨や泥の影響を受けにくい「ディスクブレーキ」、空気入れにもなるシートポストなど、自転車旅行中のトラブルを減らし、快適性を高める工夫が多く施されています。

別売りのパニアバッグ(自転車旅行用バッグ)も使えば、多くの荷物を自転車に積んで旅行することができます。

テントを持ち運び、キャンプをして宿泊することはもちろん、自転車を折りたためばただの荷物になるので、ホテルや旅館などに泊まることもできます。

自転車旅行に最適な折りたたみ自転車です。


Tern(ターン)は、いろいろなオプションパーツを用意しています。これらのオプションパーツを使用することで自分好みの一台に近づけることができます。

↓自転車・オプションパーツの購入はこちら(下に移動します)↓


※自転車に使われている部品類は、改良や新素材の使用などにより、一部仕様変更になる場合があります。

Tern Verge(ターン ヴァージュ) S27h

ショッピングサイトで検索・比較 ショッピングサイトでこの自転車を検索する

ショッピングサイトでレビュー・評価・使用感を見る ショッピングサイトでこの自転車のクチコミ(感想、評判)を見る

注意 乗れる状態にするのは販売店

自転車は工場で製造した時点では、まだ完成していません。最終的に販売店が組み立てと調整を行って完成します。

つまり、同じ自転車でも取り扱いが販売店によって違うので、クチコミや感想も違うものになります。

特に「自転車がガタつく」、「変速機がうまく切り替わらない」、「ブレーキのききが悪い」などの状態は、自転車の組み立てや調整をきちんと行っていない可能性があります。この場合、自転車ではなく、組み立てや調整を行う販売店に問題があることも考えられます。なかには、工場から届けられた状態のまま、自転車の組み立ても調整もまったく行わずに、そのまま販売している店もあるようです。

自転車のクチコミは、販売店によって違いがあることも考慮して、参考にしてください。

自転車専門店「サイクルベースあさひ」のネット通販

  • 箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み
  • 初期点検が、無料で店舗で受けられる
  • ネットのほうが、安くて種類が豊富
  • 店舗で受け取りもできる(送料無料

箱から出したら、すぐ乗れる(組み立て、調整済み)

自転車は、工場で製造した段階では、まだ完成していません。

その後、自転車屋さんが組み立てて、タイヤやブレーキなどの調整を行い完成車(乗れる状態)になります。

サイクルベースあさひのネット通販では、自転車を組み立てて調整をした後、すぐに乗れる状態にして配達してくれます。

初期点検を、無料で店舗で受けられる

サイクルベースあさひのネット通販で購入した自転車は、安全点検が無料で、購入後1年間に3回までサイクルベースあさひの店舗で受けられます。

自転車はすぐに乗れる状態で届けられますが、目の前で調整や点検をしてもらいたい方は、自転車が届いたら近くのサイクルベースあさひの店舗にその自転車を持って行き、無料で初期点検をしてもらうといいでしょう。

サイクルベースあさひは、全国に400店舗以上を展開する大型の自転車専門店です。ご自宅の近くにも店舗があるかもしれません。

≫ 全国のサイクルベースあさひのお店(店舗)はこちら

ネットのほうが、安くて種類が豊富

サイクルベースあさひのネット通販は、店舗に比べて価格が安く、品数も豊富です(一部を除く)。

注文後に仕入れ先から取り寄せるので、店で在庫を抱える必要がなく、ネット通販のほうが安い価格で販売ができ、取り扱う商品の種類も多くなります。

配達日の指定ができる

≫ お買い物方法|サイクルベースあさひ
「ご注文方法」をクリックした後、ずっと下にある「その他ご指定 ステップ4」の「その他ご指定」に書かれています。

店舗で受け取りもできる

ネットで注文した自転車を、近くのサイクルベースあさひのお店(店舗)で受け取ることもできます(一部の商品を除く)。

ネットで注文するため店舗価格よりも安いネット価格で購入でき、店舗で受け取るので送料無料です。

また、お店で受け取ると、アフターサービスや保険などが受けられる「サイクルメイト」に加入できます(有料)。

サイクルメイトへの加入は、店舗で自転車を受け取る際に加入と支払いをします。

お店(店舗)で受け取れる商品かどうかは、サイクルベースあさひのそれぞれの「商品ページ」に書かれています。

なお、お店で受け取る場合は、支払い方法はクレジットカード払いのみです。

≫ 「ネットで注文、お店で受け取り」について|サイクルベースあさひ

≫ 全国のサイクルベースあさひのお店(店舗)はこちら

パーツの取り付け

自転車とパーツ(部品)を同時に購入すると、取り付け工賃無料で自転車にパーツを取り付けてもらえます(一部を除く)。

≫ パーツの取り付けについて|サイクルベースあさひ

防犯登録

ネットで自転車を注文するときに、注文画面で防犯登録ができます(有料 600円)。

自転車を店舗で受け取る場合は、受け取るときに防犯登録を行います。

防犯登録は法律で義務付けられており、防犯登録によってその自転車の持ち主であることが証明されるので、盗難被害にあった場合に自転車が戻りやすくなります。

メンテナンス

自転車は乗り続けていると、点検や整備が必要になってきます。

そこで、おすすめなのが「TSマーク」です。

TSマークとは、自転車の整備士である自転車安全整備士が自転車を点検して、安全性が認められた自転車にのみ貼ることができるマーク(シール)のことです。TSマークは、安全な自転車の証明であり、傷害保険賠償責任保険が付いています。

傷害保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で自分が怪我をして入院するか、重度後遺障害(重い障害)を受けるか、または死亡した場合に一定の金銭(給付金)が支払われる保険です。

賠償責任保険とは、TSマークを貼っている自転車に乗っている人が、事故で人にケガをさせて重度後遺障害(重い障害)を負わせたり、死亡させた場合に、一定のお金が支払われる保険です。

TSマークは「自転車安全整備店」で付けることができます。自転車安全整備店は多くの自転車屋や一部のホームセンターが認定されているので、全国にたくさんあります。なお、サイクルベースあさひも「自転車安全整備店」です。

≫ 全国の「自転車安全整備店」 一覧

TSマークに必要な費用(保険料)は1,000円~1,500円ほどです。自転車の点検代がTSマークにかかる費用なので、店によって点検代が多少違います。

また、自転車に故障や激しい劣化があるとTSマークをつけることができないので、それらの部品を交換する必要があります。その場合は、部品代などが必要になります。

TSマークの有効期限は1年です。年に1回、TSマークを更新することで、自転車の定期点検ができますし、保険をかけることができるので安心です。

なお、TSマークをつけるには、防犯登録が必要です。

≫ TSマークについて|公益財団法人 日本交通管理技術協会

「サイクルベースあさひ」情報

  • 支払い方法、送料、配達、返品などについては、「サイクルベースあさひ」の商品ページの下のほうにもまとめて書かれています。
    それぞれのくわしい内容は、各ページをどうぞ。
    支払い・送料返品・交換
    追加・変更・キャンセル(「ご注文の追加・変更・キャンセル」をクリックしてください) /
    注文から発送まで(「ご注文から発送まで」をクリックしてください)

サイクルベースあさひ
全国に400店舗以上ある自転車専門店です。

タイトルとURLをコピーしました