DAHON Visc EVO（ダホン ヴィスク エヴォ）解説

• 強度をさらに高めた折りたたみフレームで、走行性能を向上。
• 大きめ20インチで、スピードの維持がしやすい。
• 20段変速で、あらゆる状況に対応。

解説

スピード・走行性能

20段変速です。

一番軽いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約 249 cmです。

かなり軽いギアで、スポーツ自転車と同じくらいの軽いギアです。上り坂もかなり軽快に走れるでしょう。

一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、約 769 cmです。

変速機つきのママチャリの一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は、650cm程度が一般的です。

ママチャリよりも1メートル以上、長く進みます。この距離だけ、ペダルをこいだら進むということです。加速をできて、スピードを出せるということです。

車体の重量は、ママチャリの半分以下です。自転車は軽いほど、走り出し、加速、減速、カーブ、上り坂などが、少ない力で済むため、ペダルが軽くなり、走ること全般が楽になります。

折りたたみ部分などフレームの強度が高いため、ペダルをこぐ力が効率的にタイヤに伝わり、軽快に走れます。

タイヤの幅は1.125インチです。ミニベロ（タイヤが小さい自転車）にしては、細いです。転がり抵抗が少なく、軽快な走りになります。

ETRTO（エトルト）451 という、大きめの20インチのタイヤを使用しています。大きい分、スピードの維持が楽になり、高速走行や長距離走行に、より適しています。

これらのことから、ママチャリよりもだいぶスピードが出て、かなり軽快に走れるでしょう。

折りたたみ方

DFS（ダホン フォールディング システム）テクノロジー
工具不要で3ステップで簡単に折りたためます。

強化された折りたたみフレーム

Re-Bar Technology（リ・バー テクノロジー）
フレームの折りたたみ部分が、2本になっています。第二の継ぎ手となる「Re-Bar（リ・バー）」を備えたことで、ダホンのシンプルな折り畳みがさらに強化されています。

上下2カ所のフレーム接合面により、高い剛性（ごうせい。=変化しないこと。かたいこと）になり、走行時の捻れ（ねじれ）感をおさえた安定感のあるライディングを感じられるようになっています。これにより、ペダルをこぐ力を逃がさずに、効率的に走りに変えることができます。

スポーツ自転車のパーツ

ペダル近くにある変速機（フロントディレイラー）、後輪部分の変速機（リアディレイラー）、変速装置（シフター）は、Shimano（シマノ）のスポーツ用の自転車のパーツ（ロード用コンポーネント）のTiagra（ティアグラ）4700系統を採用。

坂や風向きなど、状況に合わせて20段の変速をスムーズに切り替えることができます。

強固な折りたたみレバー

バイスグリップ
折りたたみ部分のレバーは、ロック状態では非常に強固な保持力を持ち、人間工学に基づいたレバーのデザインによって、簡単に、スムーズに折り畳み作業を行えます。

強固なステム

ラディアスハンドルポスト
ステム（ハンドルを支える棒）の折りたたみ部分に、「InSide™」ロッキングメカニズムを採用することで固定強度が強くなり、高性能の折りたたみステムとなっています。

締め付ける力が強いレバー

ハイ レバレッジ クイック リリース レバー
シートクランプ（イス部分のレバー）・ハンドルクランプ（ハンドル部分のレバー）・ステムクランプ（ハンドルを支える棒 部分のレバー）に使用されるレバーがそれぞれ大きくなり、テコの原理を効率的に 使用することにより、締め付け力を約30%向上させています。

身長に合わせて

サドル（イス）からペダルまでの距離が、70cm～95cmまで調節できます。身長に合わせたり、好みのサドルの高さにできます。